
トラックドライバーに必要な免許
トラックドライバーになるためには必ず普通運転免許が必要です。普通免許は18歳以上であれば誰でも受験できます。普通免許を取得すると、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満の自動車を運転が可能で、1トン~1.5トンといった小型トラックを運転できるようになります。小型トラックの主力といわれている2トントラックを運転するなら、準中型免許の取得が必要です。4トントラック以上の中型トラックを運転したい場合は、中型自動車運転免許が必要になります。中型トラックは、宅配便の配送トラックや建築資材を運搬するトラックなどによく使用されています。そのため、中型自動車運転免許をあらかじめ取得しておくと、就職や転職時に有利になるでしょう。また長距離トラックドライバーを目指しているなら、大型自動車運転免許が必要です。免許取得をサポートしてくれる会社も多いため、入社後に免許を取得することも可能です。
トラックドライバーが持っておくと便利な資格は?
トラックドライバーが持っておくと便利な資格はフォークリフト運転技能者という免許です。フォークリフト運転技能講習を受講し試験に合格すると、最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転することが可能です。フォークリフトの資格があれば、トラックへの積み荷が1人でできるようになるので仕事の幅が広がります。就職・転職する会社によっては、危険物取扱者という資格もあると便利です。ガソリンや灯油などの危険物を運ぶタンクローリーを運転する場合は、危険物取扱者の乙種4種が最低限必要になります。
トラックドライバーの求人は、セールスを兼ねた配送業者のドライバーや、長距離を移動する大型トラックのドライバーまで多種多様なものがあります。